タロットカード【ワンドのエース】の世界観

[ 新たな情熱 ]

「よし、やるぞ!」という強い意欲を伝えるカード

1本の木の枝(ワンド)と、それを握る手が大きく描かれています。ワンドは情熱や生命力の象徴。強くてまっすぐな情熱をしっかりと握りしめる手からは、エネルギッシュに行動して思いを達成しようという意志が伝わってきます。目指しているのは、カードの奥に描かれている白いお城のような建物なのかもしれません。ゴールは遠くても、そこを目指そうとする意欲の勢いが弱まってしまうことはないのです。

【ワンドのエース】正位置が暗示すること

タロットカードワンドのエース

意欲や情熱が高まっていることを暗示しています。新しい目標を見つけ、チャレンジしたいというワクワク感は高まるばかり。今まさに、第一歩を踏み出すところなのです!また問題や課題としてみる場合、欲張り過ぎを暗示。

状況別キーワード

恋愛 新しい恋、恋に情熱を燃やす、夢中、セクシーな魅力、出会い、情熱的なアプローチ

仕事 新しい仕事や目標、よいアイデアが湧く、新規案件、新たな挑戦、モチベーションが高まる

未来 新たな一歩を踏み出すことになる、新しいことを始める、意欲が湧いて行動を起こす、チャンスが舞い込む、最高のアイデアが湧く、素晴らしい転機が訪れる

対策 情熱に従って行動して、元気に振る舞って、直感を信じて、意志は行動で示すべし

【ワンドのエース】逆位置が暗示すること

タロットカードワンドのエース

モチベーションが低下していることを暗示しています。チャレンジしてきたことや続けてきたことが、終わりを迎えているのでしょう。また、情熱が暴走している場合も。

状況別キーワード

恋愛 終わる、勢いがなくなる、冷める、身を引く、強引な愛情、諦める

仕事 経営が先細る、やる気が出ない、撤退する、頓挫する、退職、倒産、企画の延期、解散

未来 勢いが衰える、モチベーションが下がる、終わりを迎える、計画を変更することになる、キャンセルされる

対策 急がずにタイミングを待って、決断はしないほうがいい、終わることには執着しないで

【ワンドのエース】の人物像

正位置 やる気に満ちている。失敗を恐れず、未来の希望をイキイキと語る。大きな夢を持っている純粋な少年のようなタイプ。即断即決。思い立ったが吉日で動く。

逆位置 やる気がない、もしくはやる気を失ってしまった。勢いがなくて、「どうでもいい」という感覚で生きている。意気地なし。間違った方向に頑張る人。

恋愛で多い相性相談の読み解き例

恋愛相談でよくある質問に対して、「ワンドのエース」のキーワードから連想した読み解き例をご紹介します。相談者の状況次第で、結果はこれら以外も考えられます。ぜひ、自分なりの連想で読み解いてみましょう。

【ワンドのエース】の読み解き例 1.
「あの人は私との恋に前向き?」

正位置

keyword 情熱、挑戦、夢中、性的魅力

占い例 情熱が湧いてきている。自分からアクションを起こそうとしている。あなたに夢中になっている。振り向かせたい。ライバルに負けたくない。色気に惹かれている。

逆位置

keyword 清算、諦め、衰え

占い例 関係を解消しようかな…と考えているかも。今以上に進展したり理解を深めたりすることを諦めている。愛情や情熱がダウンしている。

【ワンドのエース】の読み解き例 2.
「結婚できる?」

正位置

keyword 出会い、転機、妊娠、出産

占い例 結婚につながる出会いがある可能性大!婚活は即アクションを。色気を出すと◎。カップルは、妊娠をきっかけに結婚に進む場合も。将来の話をしてもOK。

逆位置

keyword 気力低下、収穫がない

占い例 将来の話をすると、結婚へのモチベーションが下がりそう。今は時期ではない。婚活も徒労に終わりそう。無理しなくていい。

【ワンドのエース】の読み解き例 3.
「復縁できる?」

正位置

keyword 挑戦、純粋、行動

占い例 傷つくことを恐れずチャレンジすれば、復縁の可能性あり。純粋な想いをぶつけて。グズグズせず早く動いて。

逆位置

keyword 離れる、身を引く、諦める

占い例 復縁を求めても、結果的には縁を切ることになるかも。アプローチして失恋することで諦めがつく場合も。

【ワンドのエース】の逆位置を読むコツ

逆位置を読み解くのは難しいと感じる方も多いでしょう。逆位置の解釈がぐっと楽になる3つのポイントをお教えします。

1

正位置の反対と読む

ワンドのエースの場合は「意欲低下、情熱の炎が消える、行動力が落ちる、評判が落ちる」など

2

正位置が過剰と読む

ワンドのエースの場合は「やる気があり過ぎて空回り、ひとりで突っ走って周りが引く」など

3

正位置が不足と読む

ワンドのエースの場合は「意欲が足りない、情熱や行動力が不足している、体力不足」など

3つの中で迷った時は、自分の直感や相談者との会話の流れを大切にして解釈を進めてみましょう。
また、最初から逆位置を採用しないという占い方も。自分なりのルールでOKです。