タロットカード【ワンドの4】の世界観

[ 安定の喜び、安らぎ、充足 ]

一区切りついて、ほっと一息つくカード

冒険の結果、成功を収めて領土を手に入れます。その平和な土地で、喜んで帰りを迎えてくれる家族や仲間たち。彼らが手を振ってくれる姿と、その背後にある大きな城は、手に入れたものや築き上げたものの豊かさを感じさせてくれます。「よくやった」と自分自身を称えることができ、ほっとひと息つくことができる場所があることにも安らぎと充足を感じることができるでしょう。安定した幸せを得たときの精神的な幸福感は、とても深いものです。

【ワンドの4】正位置が暗示すること

タロットカードワンドの4

しがらみから解き放たれたり、肩の荷が下りたりして、ほっとできることを暗示します。自由と安心を得ることができるでしょう。嬉しい出来事の予兆という場合も。また問題や課題としてみるなら、気を緩め過ぎているという暗示。

状況別キーワード

恋愛 恋が始まる、安心できる人、安心できる恋、スムーズに盛り上がる、一緒に喜べる、結婚

仕事 目標達成、みんなでお祝いをする、問題解決でホッとひと安心、休暇を取る、打ち上げで絆が深まる、達成感を味わう

未来 ホッとできる、ひとまず安心できる結果が出る、家族団らんの時間を持てる、パーティーが盛り上がる、自由を手に入れる

対策 リラックスして、自分らしく進んで、安心し過ぎるのはNG、油断しないで、人野幸せを願おう

【ワンドの4】逆位置が暗示すること

タロットカードワンドの4

悪くはないけれど、満足できない状況を暗示しています。また、新しいものを求めるのをやめ、現状のポジティブな側面に注目しようとしているのかもしれません。

状況別キーワード

恋愛 何となく噛み合わない、可もなく不可もない相手、マンネリ、倦怠期、デートが盛り上がらない、小さなけんかが続く

仕事 悪くない結果だけど満足できない、数字は達成したけど内容が納得できない、怠け心、向上心を失っている、周りからの評価にあぐらをかいている

未来 小さなトラブルが続く、何も決まらない、脱皮できない、自分を甘やかしたりごまかしたりしてしまう

対策 自分の心をごまかしてはいけない、「親しき中にも礼儀あり」を忘れないで、ジレンマは成長のチャンスと受け止めて

【ワンドの4】の人物像

正位置 のびのびとリラックスしている。仲間と一緒にワイワイ盛り上がるのが好きで、みんなを元気にする。パーティーが似合うタイプ。

逆位置 現状よりも上を目指そうとしない。親しい人に失礼なことを言っても許されると思っているタイプ。遊び過ぎている人。怠け者。

恋愛で多い相性相談の読み解き例

恋愛相談でよくある質問に対して、「ワンドの4」のキーワードから連想した読み解き例をご紹介します。相談者の状況次第で、結果はこれら以外も考えられます。ぜひ、自分なりの連想で読み解いてみましょう。

【ワンドの4】の読み解き例 1.
「あの人は私との恋に前向き?」

正位置

keyword 安らぎ、ウキウキ、コミュニケーション、新しい恋、結婚

占い例 あなたを思うとホッとする。ウキウキもする。もっと話したいしもっと一緒にいたい。恋人へと関係を進めたい。結婚を考える。

逆位置

keyword マンネリ、馴れ合い

占い例 今の関係に大きな不満があるわけではないけど、ときめきは小さい。ドキドキしない。何でも許されると思っている。魅力を磨く気がない。

【ワンドの4】の読み解き例 2.
「結婚できる?」

正位置

keyword 結婚式、家族団らん、安心、顔見知り

占い例 結婚が近づいている可能性大!カップルはお互いの家族の話をすると◎。婚活もスムーズに進みそう。安心できる人に注目して。すでに知り合っている人が運命の相手かも。

逆位置

keyword 決まらずフラフラ、現状を変えられない

占い例 結婚話をしても、話が進まないとき。将来の話は無理に出さないほうがいい。婚活も、いろいろな人と話しても話がまとまらないかも。今はタイミングではないと割り切って。

【ワンドの4】の読み解き例 3.
「復縁できる?」

正位置

keyword 安心、達成感、結婚

占い例 「やっぱり一緒にいるとホッとするね」と言い合える雰囲気を作ると、復縁の可能性大。アプローチしてよかったと思えそう。結婚前提の復縁になる場合も。

逆位置

keyword けじめがない、一方的

占い例 どういう関係かわからなくなる可能性が。きちんと恋人に戻るというけじめをつけるまでは、体の関係はNG。復縁の話は響かない可能性があるので、焦らないで。

【ワンドの4】の逆位置を読むコツ

逆位置を読み解くのは難しいと感じる方も多いでしょう。逆位置の解釈がぐっと楽になる3つのポイントをお教えします。

1

正位置の反対と読む

ワンドの4の場合は「不安、不満、物事が停滞する、心配ばかりしている」など

2

正位置が過剰と読む

ワンドの4の場合は「安心し過ぎて油断や怠け心が生まれる、長過ぎる休憩、息抜きし過ぎて遊びほうける」など

3

正位置が不足と読む

ワンドの4の場合は「安心できない、のんびりできない、満足できない、成功を感じられない」など

3つの中で迷った時は、自分の直感や相談者との会話の流れを大切にして解釈を進めてみましょう。
また、最初から逆位置を採用しないという占い方も。自分なりのルールでOKです。