タロットカード【ワンドのナイト】の世界観

[ 勇敢、猪突猛進 ]

新しい挑戦へと勇敢に踏み出すカード

ワンドを掲げて、荒々しい馬を乗りこなしながら前進する青年。彼の胸には、大きな夢や野望があります。それを実現させるためには、勝つか負けるかわからない戦いにも挑もうとしているのです。冒険の旅へと出発しようとしている彼の衝動は、誰にも止められません。自分の直感に従い、旺盛なチャレンジ精神で突き進む彼の意欲は、やがて、多くの人を巻き込んでいくほどのエネルギーも秘めているのです。

【ワンドのナイト】正位置が暗示すること

タロットカードワンドのナイト

新しい出発ができるタイミングだと伝えています。新たなチャレンジにワクワクと胸を躍らせている場合も。また問題や課題としてみるなら、無鉄砲になっていることを暗示。

状況別キーワード

恋愛 情熱的に口説く、大胆なアプローチ、グイグイくる人、勢いで進展、セクシーな魅力を感じ合う、

仕事 積極的な営業、新規開拓、新しいチャレンジ、栄転、意欲的に働く、人脈を広げる、出張、異動

未来 行動範囲が広がる、飛び回る、情熱的に行動を起こす、大きな目標ができる、不思議な巡り合わせを感じる

対策 あれこれ考え過ぎず動いてみて、行動してから考えればOK、心機一転しよう、夢を語ろう

【ワンドのナイト】逆位置が暗示すること

タロットカードワンドのナイト

現状や今の場所から離れるタイミングだと伝えています。現状にこだわり過ぎているのかもしれません。また、トラブルを暗示する場合も。

状況別キーワード

恋愛 口論ばかり、どうなるかわからなくてヒヤヒヤ、関係が安定しない、別れの予感

仕事 トラブルが続く、いろいろ間に合わない、後手後手になって迷惑をかける、仕事を妨害冴える、無計画のまま進めて失敗

未来 意見の相違が口論に発展してしまう、状況や関係が不安定になる、望んでいない変化に振り回されたり戸惑ったり…

対策 一度立ち止まり落ち着いて考えて、ヒートアップしないように注意して、現状維持にこだわらないで

【ワンドのナイト】の人物像

正位置 自信にも勇気にも満ち溢れた、フロンティア精神が豊かな人。仲間を率いて突き進む。猪突猛進で目立ちたがり屋だけど、そこが愛される。

逆位置 自慢話ばかりする。なんだかそりが合わないと感じる相手。人の気分を害する発言が多い。けんかっ早い。トラブルメーカー。

恋愛で多い相性相談の読み解き例

恋愛相談でよくある質問に対して、「ワンドのナイト」のキーワードから連想した読み解き例をご紹介します。相談者の状況次第で、結果はこれら以外も考えられます。ぜひ、自分なりの連想で読み解いてみましょう。

【ワンドのナイト】の読み解き例 1.
「あの人は私との恋に前向き?」

正位置

keyword 情熱、スタート、性的魅力

占い例 関係を始めたい、一歩前進させたいという情熱がある。熱い言葉や行動で口説き落としたい。色気に惹かれている。色気を感じてほしい。

逆位置

keyword 興奮状態、不安定

占い例 感情的になり過ぎて、すべて「自分は悪くない」というスタンスになっている。けんか腰になっているかも。気持ちが不安定で落ち着かない。

【ワンドのナイト】の読み解き例 2.
「結婚できる?」

正位置

keyword 行動、大胆

占い例 現状や相手の気持ちがどうであれ、結婚したい気持ちを行動に移すことが大切。大胆でストレートなアクションや言葉が功を奏して結婚につながる可能性が。

逆位置

keyword 一歩及ばず、トラブル

占い例 カップルは、将来の話をしても実際に結婚に進む勢いが出ないタイミング。今は待って。婚活にはトラブルが隠れているかもしれないので先送りを。

【ワンドのナイト】の読み解き例 3.
「復縁できる?」

正位置

keyword 挑戦、情熱

占い例 思い切って今の想いを伝えて見れば、その情熱が相手の心を動かして復縁できる可能性あり。傷つくことを恐れず挑戦している熱意が伝わることがカギ。

逆位置

keyword 口論、離れる

占い例 今後のふたりの関係について話すと口論になりそう。そのまま縁が切れてしまう可能性もあるので、復縁したいなら今は動かないで。

【ワンドのナイト】の逆位置を読むコツ

逆位置を読み解くのは難しいと感じる方も多いでしょう。逆位置の解釈がぐっと楽になる3つのポイントをお教えします。

1

正位置の反対と読む

ワンドのナイトの場合は「後退、中断、後手後手、自信も情熱も湧かない」など

2

正位置が過剰と読む

ワンドのナイトの場合は「衝動だけで動き過ぎている、自己顕示欲が強くなって自慢ばかり」など

3

正位置が不足と読む

ワンドのナイトの場合は「行動力が足りない、情熱が足りない、何の計画もない」など

3つの中で迷った時は、自分の直感や相談者との会話の流れを大切にして解釈を進めてみましょう。
また、最初から逆位置を採用しないという占い方も。自分なりのルールでOKです。