タロットカード【ワンドのキング】の世界観

[ カリスマ ]

信念も行動力も高まりカリスマ性が生まれるカード

遠くを見つめ、いつでも立ち上がって動き出せるようにワンドを手に握って王座に座るキング。炎を思わせる王冠からも、情熱の強さが伝わってきます。玉座に描かれているだけでなく、キングの足元にも姿を見せているサラマンダーは、情熱とパワーの象徴。王座についてもなお、自分が先頭に立って戦おうという情熱が、多くの人々の心にも火をつけます。カリスマ性を発揮し、尊敬されるリーダーとして、どんなに難しいことでも結果を出すでしょう。

【ワンドのキング】正位置が暗示すること

タロットカードワンドのキング

強いパワーや信念に満ちていている状態を暗示。それによって素晴らしい未来へと向かっていけるのです。また、問題や課題としてみる場合は、取り組んでいること自体に問題があることを伝えています。

状況別キーワード

恋愛 誠実な恋、まっすぐな情熱、恋愛が生活を潤わせる、モテる、積極的なアプローチ、惚れさせる魅力

仕事 仕事熱心、独立、起業、情熱的に働く、カリスマ性を発揮、リーダーになる、新しいビジネスに情熱を燃やす、プレゼンが成功する、新規事業

未来 トップやリーダーとして活躍する、新しいことにチャレンジ、自信や行動力が湧き上がる、さらに明るい未来を確信できる

対策 リーダーとしての自覚を持って、堂々と振る舞って、しっかりと軸を持って、メンターがいることを忘れずに

【ワンドのキング】逆位置が暗示すること

タロットカードワンドのキング

無理矢理に物事を動かそうとしている状態を暗示しています。手一杯になっているのかもしれません。また、権力や地位の力を信じ過ぎている場合も。

状況別キーワード

恋愛 強引、賭けに出る、リスクをおかす、DV、仲が深まらない、ワンナイト

仕事 ワンマンな上司、リスクが高すぎるプラン、威圧的な空気、厳し過ぎる人がいる、クレーマーの存在、パワハラ

未来 いっぱいいっぱいになる、人をまとめきれない、関係や状況が不安定になる、周りを気遣う余裕がなくなる

対策 急がず着実に進んで、できるだけリスクを小さく抑えて、短気にならないように自分をコントロールしよう

【ワンドのキング】の人物像

正位置 心身ともにエネルギッシュ。どんな逆境にも、前向きで楽観的に立ち向かっていくパワーがある。カリスマ性がある頼もしいリーダー。

逆位置 自己中心的でワンマン。視野も心も狭いので、リーダーになっても人がついてこない。威圧的だったり強引だったりする。

恋愛で多い相性相談の読み解き例

恋愛相談でよくある質問に対して、「ワンドのキング」のキーワードから連想した読み解き例をご紹介します。相談者の状況次第で、結果はこれら以外も考えられます。ぜひ、自分なりの連想で読み解いてみましょう。

【ワンドのキング】の読み解き例 1.
「あの人は私との恋に前向き?」

正位置

keyword 楽しい、シャイ

占い例 ワクワクやドキドキが止まらないくらい楽しい!ときめいている。ただ、シャイになって、ときめきを上手に表現できない場合も。

逆位置

keyword 無理矢理、強引、ワンナイト

占い例 あなたの気持ちを無視して、無理に自分の思い通りにしようとしている。体の関係を持ったのなら、一夜限りのつもりだったのかも。離れたほうがよさそう。

【ワンドのキング】の読み解き例 2.
「結婚できる?」

正位置

keyword 誠実、リーダーシップ、愛される

占い例 誠意をもって将来について語り、話をリードすれば、結婚へと進む可能性大。相手の気持ちも汲み取る思いやりを忘れずに。婚活も良縁がありそう。積極的に動いて◎。

逆位置

keyword リスキー、強引

占い例 カップルは、結婚の話を出すのはリスクが大き過ぎる。別れ話になる可能性があるので、まだ待って。婚活は、強引な人と知り合って困るかも。先送りを。

【ワンドのキング】の読み解き例 3.
「復縁できる?」

正位置

keyword 誠実、情熱

占い例 誠実な気持ちをしっかりと話せば復縁できる可能性大。落ち着いて話しつつも、熱い想いが伝わる雰囲気を大切に。

逆位置

keyword ワンマン、不安定

占い例 自分の気持ちだけを押し付けてしまう可能性が。復縁の話をすると関係が不安定になりそうなので、今は様子をみて。

【ワンドのキング】の逆位置を読むコツ

逆位置を読み解くのは難しいと感じる方も多いでしょう。逆位置の解釈がぐっと楽になる3つのポイントをお教えします。

1

正位置の反対と読む

ワンドのキングの場合は「カリスマ性がない、信用されない、心の余裕がない、信念も行動力もない」など

2

正位置が過剰と読む

ワンドのキングの場合は「強引に物事を進めようとする、権力にこだわる、乱暴でワガママになる」など

3

正位置が不足と読む

ワンドのキングの場合は「エネルギー不足、未来を信じられない、信念が足りない」など

3つの中で迷った時は、自分の直感や相談者との会話の流れを大切にして解釈を進めてみましょう。
また、最初から逆位置を採用しないという占い方も。自分なりのルールでOKです。