タロットカード【ペンタクルの7】の世界観

[ 反省と改善 ]

これまでを振り返り、よりよい未来を目指すカード

木にペンタクルの果実が実っています。ただ、それを見つめる男性は満足していない様子。努力や苦労のわりには、収穫できた果実が少なかったのかもしれません。ただ彼は、成果に納得できずガッカリしているだけではないのです。これまでのことを振り返り、それなりによくやったと自分を認めている部分もあるでしょう。ただ、見直す部分や改善点にも目を向けています。そうやって反省と工夫をすることで、次はもっと多くの果実を実らせることでしょう。

【ペンタクルの7】正位置が暗示すること

タロットカードペンタクルの7

見直す必要があることを暗示。それは、見直してみれば重要なヒントがあるという意味でもあります。また問題や課題としてみる場合は、方法が間違っていたり工夫が足りなかったりするという暗示です。

状況別キーワード

恋愛 理想と現実のギャップ、話し合いで関係を改善、関係が次の段階へ進む、もっとよい関わり方を考える

仕事 目の前の結果を踏まえて作戦を練る、一時停止して見直す、改善できることがある、熟考して対策を

未来 真剣に向き合えばステップアップ、一度立ち止まることになる、考え直してみる、新たなビジョンを描く

対策 ガラリと変化させず微調整を、簡単にあきらめないで、見積もりや査定をお願いしよう、一度止まって振り返ろう

【ペンタクルの7】逆位置が暗示すること

タロットカードペンタクルの7

成長できていない、現状から抜け出せないことを暗示しています。それは自分を過大評価しているからかも。また、やる気や計画性がないという場合も。

状況別キーワード

恋愛 文句や不満が多い、改善する気がない、前向きな話し合いができない、キープする、情熱を感じない

仕事 成長意欲のない人、文句や不満を言いながら働く、改善案が浮かばない、モチベーションが低い、資金が足りない、計画性がない、最低限のことしかしない人

未来 人を羨むようになる、不満が増える、少しずつ衰退する、成長や変化がみられずに焦る、ワンパターンになる

対策 やり方をガラリと変えてみて、まったく別の視点から見て、失敗から目を逸らさないで、グチを言うな

【ペンタクルの7】の人物像

正位置 誠実に頑張っている。コツコツ続けている。向上心がある。お互いに冷静に話し合える相手。お互いのことを客観的に見て長所を言い合える相手。

逆位置 自分を過大評価して、他人を見下すような発言をする。モチベーションが低くて、自分なりの工夫をしない。お金の無心をするような人。

恋愛で多い相性相談の読み解き例

恋愛相談でよくある質問に対して、「ペンタクルの7」のキーワードから連想した読み解き例をご紹介します。相談者の状況次第で、結果はこれら以外も考えられます。ぜひ、自分なりの連想で読み解いてみましょう。

【ペンタクルの7】の読み解き例 1.
「あの人は私との恋に前向き?」

正位置

keyword ベスト、理想と現実、よりよく

占い例 できる限りのことはしている、という気持ち。理想と現実のギャップを感じながらも、お互いを受け入れ合ってより幸せな関係を築こうとしている。

逆位置

keyword 文句、投げやり、キープ

占い例 ふたりの関係に不満があるけど、どうしようもないと投げやりになっている。ひとまず今の関係をキープして新しい恋を探そうとしている場合も。

【ペンタクルの7】の読み解き例 2.
「結婚できる?」

正位置

keyword 分岐点、戦略

占い例 カップルは、結婚か別れかの分岐点。今のふたりの状況や問題点を話し合って一緒に改善すると、結婚に進める可能性大。婚活は、今までの反省を踏まえて戦略を立て直すと◎。

逆位置

keyword 不満、違う方法

占い例 カップルは不満と一緒に向き合って改善しようという誠実さがないと結婚は難しい。婚活は、これまでとはまるで違う方法を試すと結婚に一歩近づく。

【ペンタクルの7】の読み解き例 3.
「復縁できる?」

正位置

keyword 見直し、改善

占い例 復縁の可能性もあり。出会ってからのすべてを丁寧に振り返り、何が悪かったのかを反省して、接し方や考え方を変えてみて。

逆位置

keyword 意欲のなさ、ビジョンがない

占い例 相手には復縁する気はないかも。たとえヨリが戻っても、先が見えない関係になりそう。断ち切って次の恋に進んで。

【ペンタクルの7】の逆位置を読むコツ

逆位置を読み解くのは難しいと感じる方も多いでしょう。逆位置の解釈がぐっと楽になる3つのポイントをお教えします。

1

正位置の反対と読む

ペンタクルの7の場合は「やる気がない、改善する気がない、計画性がない、成長できない」など

2

正位置が過剰と読む

ペンタクルの7の場合は「あちこちに文句をつけ過ぎる、過大評価している、奇抜過ぎる改善案」など

3

正位置が不足と読む

ペンタクルの7の場合は「十分に見直しや検討をしていない、計画が甘い、工夫が少ない」など

3つの中で迷った時は、自分の直感や相談者との会話の流れを大切にして解釈を進めてみましょう。
また、最初から逆位置を採用しないという占い方も。自分なりのルールでOKです。