タロットカード【ペンタクルの9】の世界観

[ 達成、経済的繁栄 ]

結果を出してランクアップできるカード

中央に大きく描かれた女性も空も、祝福や豊かさを象徴する黄色に輝いています。彼女の手に乗るハヤブサも地面も、その光を浴びて黄色みを帯びるほど。ハヤブサは知性の象徴であり、たくさんの実がなっている大きなブドウ畑は豊穣の証。さらに、奥に描かれた城のような建物は彼女に大きな後ろ盾があることを伝えています。この女性は、自身の魅力や才能だけでなく、たくさんの努力もしてあらゆる豊かさを手に入れたのです。

【ペンタクルの9】正位置が暗示すること

タロットカードペンタクルの9

成功や確かなポジションを得ることを暗示。幸運が訪れていて、ワンランク上へと進めるときです。引き立ててくれる人もいるはず。また問題や課題としてみる場合は、自信満々の態度がアダとなっている暗示です。

状況別キーワード

恋愛 想いが実る、溺愛、求愛、経済的に豊かな人との恋、玉の輿に乗る、恋人のおかげで社会的地位が上がる

仕事 大きな出世、ステップアップ、独立や起業、潤沢な資金、金銭面のサポーターが現れる、才能を評価される、作品が高値で売れる

未来 援助を得られる、社会的に力のある人との出会い、才能を存分に生かせる環境に恵まれる

対策 遠慮せずにサポートを受けて、実力があるから引き立ててもらえるのだと考えよう、支えてくれる人には甘えて、

【ペンタクルの9】逆位置が暗示すること

タロットカードペンタクルの9

詐欺や嘘が、身の回りにある暗示。もしくは、自分自身の中に不誠実な考えが生まれているのかもしれません。その場合は、孤立してしまう可能性もあります。

状況別キーワード

恋愛 好きなフリをする、結婚詐欺、お金が目的で付き合う、不倫、誘惑、嘘がバレて修羅場

仕事 誠意のない態度で信用を失う、悪いことをして稼ぐ、嘘やごまかしが露呈する、自信過剰な態度、見放される、野心が強過ぎいる

未来 嘘がバレる、サポーターが離れていく、見限られる、姑息な手段を思いついて実行したくなる

対策 自分を大きく見せようとしないで、「金の切れ目が縁の切れ目」とならないように、人を都合よく利用しないで

【ペンタクルの9】の人物像

正位置 知的で心にも余裕がある女性。本人も魅力的だけど、周りにも素晴らしい人たちがいる。人望がある。魅力も才能もあるけど努力を怠らないタイプ。

逆位置 嘘が上手な人。嘘を繰り返す。お金や権力にばかりこだわったり、権力者に気に入られようとして媚びを売ったりする。権力者以外には態度が悪い。

恋愛で多い相性相談の読み解き例

恋愛相談でよくある質問に対して、「ペンタクルの9」のキーワードから連想した読み解き例をご紹介します。相談者の状況次第で、結果はこれら以外も考えられます。ぜひ、自分なりの連想で読み解いてみましょう。

【ペンタクルの9】の読み解き例 1.
「あの人は私との恋に前向き?」

正位置

keyword 喜び、余裕、溺愛、求愛

占い例 あなたと関わっていられることが心から嬉しい。ただ焦りはなくて、自分も愛されているという自信と余裕がある。大好き。その気持ちを伝えようとしている。

逆位置

keyword 不誠実、誘惑、詐欺

占い例 あなたを騙そうとしている可能性がある。色気で誘惑すれば乗ってくると思っている。嘘がバレないかとビクビクしている場合も。離れたほうがいい。

【ペンタクルの9】の読み解き例 2.
「結婚できる?」

正位置

keyword 求愛、玉の輿

占い例 相手から求められて結婚する可能性大!恋人の場合は、素直に愛情を注いで。婚活は、積極的に行動を。玉の輿に乗れるかもしれません。

逆位置

keyword 結婚詐欺、嘘

占い例 結婚を急ぐと詐欺に遭う可能性あり。結婚の話を出すと、恋人の嘘が発覚する場合も。相手をよく見て。いずれにしても、今は結婚に進むときではない。

【ペンタクルの9】の読み解き例 3.
「復縁できる?」

正位置

keyword 実る、求愛される

占い例 素直に想いを伝えれば、復縁できる可能性も大!また、相手からヨリを戻したいと言ってくる場合も。そのときはすぐにYESを伝えて。

逆位置

keyword お金目当て、嘘

占い例 あなたのほうが経済的に豊かな場合、相手はお金目当てで復縁を承諾するかも。また、嘘が隠れている場合も。潔く断ち切って次の恋へ。

【ペンタクルの9】の逆位置を読むコツ

逆位置を読み解くのは難しいと感じる方も多いでしょう。逆位置の解釈がぐっと楽になる3つのポイントをお教えします。

1

正位置の反対と読む

ペンタクルの9の場合は「成功できない、引き立てを受けられない、支えてくれる人を失う」など

2

正位置が過剰と読む

ペンタクルの9の場合は「見栄を張る、野心が強すぎる、図々しい考えや態度」など

3

正位置が不足と読む

ペンタクルの9の場合は「努力や誠実さが足りない、パッとしない結果、支えてくれる人が少ない」など

3つの中で迷った時は、自分の直感や相談者との会話の流れを大切にして解釈を進めてみましょう。
また、最初から逆位置を採用しないという占い方も。自分なりのルールでOKです。