タロットカード【ペンタクルのペイジ】の世界観

[ ひたむき ]

真摯な姿勢で学ぼうとする研究熱心なカード

ペンタクルを両手に持って、ジッと見つめる少年。その姿勢や表情からも、頭に巻かれた赤い布からも、彼が学ぶことや研究することに情熱を燃やしているのが伝わってきます。彼に焦りはありません。じっくりと時間をかけて、丁寧に知識やスキルを身に着けようとしています。また、彼の足元に広がる草原は、学ぶための安定した状況や環境があることを暗示。落ち着いて学んだ先に、才能や知識を大きく開花させる可能性があります。

【ペンタクルのペイジ】正位置が暗示すること

タロットカードペンタクルのペイジ

今こそ頑張るとき。ここで身に着けたことや学んだことは、後から大きな実りになるという暗示です。また問題や課題としてみる場合は、まじめ過ぎたり欠点ばかりめについていたりするのかもしれません。

状況別キーワード

恋愛 ジワジワ接近、時間をかけて育む愛情、だんだん好きになる、何度か会っているうちに惹かれる、まじめ、ちゃんと付き合える人との出会い

仕事 熱心にスキルアップ、向上心が高まる、学生のアルバイト、勤勉、バイトで副収入、目標があると頑張れる、積み重ねが武器

未来 着実にゴールへと近づく、第一志望に進める、知識やスキルのレベルがUP、よいしらせが届く

対策 周りと比べて焦らないで、未来につながる努力をしているのだと信じて、賭けに出ず安全な選択肢を

【ペンタクルのペイジ】逆位置が暗示すること

タロットカードペンタクルのペイジ

丁寧で慎重に進めようとしていても、実は無駄が多いことを暗示。時間やエネルギーがもったいない状態かもしれません。怠けていたり、経験不足だったりする場合も。

状況別キーワード

恋愛 思い込み、相手の恋心に気づけない、子どもっぽい相手との縁、将来性はない、行動を起こすのが遅い

仕事 時間をかけすぎてうまくいかない、目先の利益しか見えていない、無駄な作業が多い、経験や能力が足りない、仕事を先送りしてしまう

未来 進みたかった道をあきらめる、どうしたいのかわからなくなる、経験不足を痛感する、現実逃避をしてしまう

対策 コツコツと経験を積もう、するべきことは先送りしないで、無駄がないか見直して、低い方に流されないで

【ペンタクルのペイジ】の人物像

正位置 まじめに取り組んで着実に成長する。ひたむきな勉強家。危ない橋は渡らずに安全なルートを選ぶタイプ。観察力や洞察力が高い。

逆位置 物事にまじめな姿勢で取り組む気がない。大した努力をしないのに、すぐ結果を求める。悪気はないけど勘違いばかりする。仕事では使えないタイプ。

恋愛で多い相性相談の読み解き例

恋愛相談でよくある質問に対して、「ペンタクルのペイジ」のキーワードから連想した読み解き例をご紹介します。相談者の状況次第で、結果はこれら以外も考えられます。ぜひ、自分なりの連想で読み解いてみましょう。

【ペンタクルのペイジ】の読み解き例 1.
「あの人は私との恋に前向き?」

正位置

keyword 好奇心、徐々に

占い例 あなたに対して「どんな人なんだろう」という好奇心が湧いている。今後の展開にワクワクしている。だんだんと好きになってきている。

逆位置

keyword 思い込み、甘え、未熟

占い例 「好き」もしくは「好かれている」と思いこんでいる、あなたが何でもやってくれると甘えている、先のことは考えなくてもいいと思っているかも。

【ペンタクルのペイジ】の読み解き例 2.
「結婚できる?」

正位置

keyword 現実的、時間をかけて

占い例 カップルは、お互いの仕事や家族、金銭状況などをリアルに話し合うと結婚に進みそう。婚活は現実的に結婚を考えられる人と出会う可能性大。いずれにしても、急がず時間をかけると◎。

逆位置

keyword 視野の狭さ、経験不足

占い例 恋愛経験をもう少し積んだり、もっといろいろな人を見たりしてから結婚へと進んだほうがいい。焦らないで。

【ペンタクルのペイジ】の読み解き例 3.
「復縁できる?」

正位置

keyword がんばりどき、積み重ね

占い例 相手のリアクションが薄くても、諦めないで。今、誠実に向き合って、連絡を積み重ねていくと、やがて復縁できる可能性がある。

逆位置

keyword 先送り、時間の無駄

占い例 こちらが真剣に話しても、結論を先送りにされていつまでも復縁できないかも。時間の無駄になってしまうので、次の恋に進んで。

【ペンタクルのペイジ】の逆位置を読むコツ

逆位置を読み解くのは難しいと感じる方も多いでしょう。逆位置の解釈がぐっと楽になる3つのポイントをお教えします。

1

正位置の反対と読む

ペンタクルのペイジの場合は「真剣になっていない、学ぶ気がない、不真面目」など

2

正位置が過剰と読む

ペンタクルのペイジの場合は「まじめ過ぎる取り組み方、真剣過ぎて視野が狭い」など

3

正位置が不足と読む

ペンタクルのペイジの場合は「真剣さが足りない、学習意欲が低い、根気や積み重ねが足りない」など

3つの中で迷った時は、自分の直感や相談者との会話の流れを大切にして解釈を進めてみましょう。
また、最初から逆位置を採用しないという占い方も。自分なりのルールでOKです。