タロットカード【ペンタクルのキング】の世界観

[ 物質的成功 ]

世の中のために使う余裕があるほどに富を得るカード

豪華な王座に腰掛け、どっしりと落ち着いた様子でペンタクルを膝に置いているキング。彼は、金銭だけでなく、知識や能力、人脈や時間など、あらゆる豊かさを手にしています。周囲に描かれているたくさんの植物が、このキングがいかに多くの物を築き上げたのかを伝えています。しかし、それを独り占めしようとは思っていません。王として手にしているものを、世の中の人々のために役立てようとしているのです。

【ペンタクルのキング】正位置が暗示すること

タロットカードペンタクルのキング

自分の力を上手に使うことができている状態を暗示。また、使うべき立場にいるのかも。取り組んでいることには結果が出そうです。そして問題や課題としてみる場合は、高圧的になっていることを示しています。

状況別キーワード

恋愛 お互いにメリットがある人との縁、裕福な人との縁、未来につながる恋、好きな人の力になれる、包容力がある人、長続き

仕事 大きな利益が出る、win-winのビジネスができる、スペシャリストとして活躍、ビジネスセンスを発揮、経営者、資産を運用できる

未来 成果を出せる、金運が上昇する、経済的豊かさが手に入る、相応のポジションを得る、周りに貢献できる

対策 人の役に立つことを考えて、自分の判断を信じて、成功を目指そう!、焦らずに進んで、お金のことや利益について考えて

【ペンタクルのキング】逆位置が暗示すること

タロットカードペンタクルのキング

自分の力を活用できていないことを暗示。満足できない状態や遅延していることを伝える場合も。また、あらゆる自信がなくなっているのかもしれません。

状況別キーワード

恋愛 満たされない、求められていない気がする、喜ばれていない感覚、無口な人との縁、盛り上がらない、話が続かない、関係はズルズル続く

仕事 予算を使い過ぎる、仕事が遅れる、遅刻に注意、知識やスキルを活かせない、実力を発揮できず活躍できない、応用できない、力不足

未来 お金の無駄遣いをしてしまう、満足できない状況になる、どうしていいかわからなくなる、持っている物を失う、スキルを活かせない

対策 世の中の動きや情報に目を向けて、多数派の話を聞いてみよう、視野を広げてみて、マニアックな知識やスキルに自信を持って

【ペンタクルのキング】の人物像

正位置 揺るぎない経済基盤がある。感情だけで動くことがない。実力はピカイチだけど縁の下の力持ちになれるタイプ。スペシャリスト。

逆位置 好きなことをお金にできず、プロ並みの知識やスキルがありながらも趣味止まり。イマイチ信用できない雰囲気がある。面白みのないタイプ。

恋愛で多い相性相談の読み解き例

恋愛相談でよくある質問に対して、「ペンタクルのキング」のキーワードから連想した読み解き例をご紹介します。相談者の状況次第で、結果はこれら以外も考えられます。ぜひ、自分なりの連想で読み解いてみましょう。

【ペンタクルのキング】の読み解き例 1.
「あの人は私との恋に前向き?」

正位置

keyword 分かち合う、よく考える

占い例 あなたに魅力を感じていて、もっとお互いのことを知りたい。ゆっくり話したい。力になれることがあれば嬉しい。今後の関係はしっかり考えたい。

逆位置

keyword 頼られたい、不満

占い例 本当はもっと頼ってほしいし甘えてほしい。今の関係には満足していないけれど、どう伝えていいかわからない。

【ペンタクルのキング】の読み解き例 2.
「結婚できる?」

正位置

keyword 未来、好条件

占い例 カップルはすんなりと結婚に進めそう。夫婦になることで金運UPする可能性も。婚活は、お互いに好条件だと思える人がいそう。玉の輿の可能性も。積極的に行動を。

逆位置

keyword 世間知らず、散財

占い例 「もっといろんな人を見てから結婚すればよかった」となりそう。婚活は、お金の無駄遣いになる可能性が。いずれにしても、今は結婚に進むときでははい。

【ペンタクルのキング】の読み解き例 3.
「復縁できる?」

正位置

keyword 焦らずじっくり、成果

占い例 すぐに復縁をしようとせず、今の距離感から少しずつ近づいていけば、ヨリを戻せそう。相手に喜ばれることをして。

逆位置

keyword 不満足、ズルズル

占い例 どんな関係なのかわからない…という状況で、お互いに満足できないままに関わりだけがズルズル続くかも。潔く断ち切って次の恋に行くのもいい。

【ペンタクルのキング】の逆位置を読むコツ

逆位置を読み解くのは難しいと感じる方も多いでしょう。逆位置の解釈がぐっと楽になる3つのポイントをお教えします。

1

正位置の反対と読む

ペンタクルのキングの場合は「経済力がない、実力がない、自信を持てない、結果を出せない」など

2

正位置が過剰と読む

ペンタクルのキングの場合は「権力を振りかざす、お金に物を言わせようとする」など

3

正位置が不足と読む

ペンタクルのキングの場合は「実力や経済力が中途半端、自分を守ることが第一になる、」など

3つの中で迷った時は、自分の直感や相談者との会話の流れを大切にして解釈を進めてみましょう。
また、最初から逆位置を採用しないという占い方も。自分なりのルールでOKです。