タロットカード【ソードの4】の世界観

[ 充電、リチャージ、ひと休み ]

静かに休んで心身をリチャージするカード

騎士の彫刻が、穏やかな表情で横たわって手を合わせています。その横には、1本のソードが並んで置かれています。さらに、壁には3本のソード。騎士も剣も、すぐに動く様子はなさそう。いったん休息をとり、態勢を整える必要があるのでしょう。ただし、決して悲観的ではありません。騎士も並んで置かれているソードも、幸福や希望を意味する黄色で描かれています。再び動き出した先にある明るい未来を思い浮かべながら、ひとりで静かに休んでいるのです。

【ソードの4】正位置が暗示すること

タロットカードソードの4

一時停止、減速傾向にあることを暗示しています。よく考えたりメンテナンスができたりする状況。また、問題や課題としてみる場合は、疲れが溜まっていることや自分と向き合っていないことを暗示します。

状況別キーワード

恋愛 少し距離をおく、それぞれがひとりで考える、恋愛から離れる、自分の本心を見つめ直す、関係を保留にする

仕事 話を一旦保留にする、仕事を仕切り直す、休暇をとって、長期休暇に入る、忙しくて疲れている、話や問題を寝かせる

未来 一時停止することになる、疲れが溜まる、充電が必要になる、ひとりの時間が必要になる

対策 静かに自分を見つめ直して、ぐっすりと眠ろう、睡眠の質にこだわって、マッサージやエステに行こう、今のうちに休んでおこう

【ソードの4】逆位置が暗示すること

タロットカードソードの4

充電が完了して再び動ける状態になったことを暗示。心身ともに力がみなぎります。一時停止していたことが動き出す場合も。問題や課題としてみるなら、のんびりし過ぎていることを暗示します。

状況別キーワード

恋愛 関係が再び動く、保留にしていた話題について話す、本当に好きな人が自分の中で明確になる、復縁に向けて動く、もう一度連絡してみる、避けていた話や言えなかったことを話せる

仕事 新しい体制で始める、保留になっていた話が動く、復職する、休暇が終わる、再始動の準備が整う

未来 もう一度挑戦することになる、止まっていたことが動き出す、準備が整う、体力や体調が回復する、ストレス解消できる、言えなかったことを言える

対策 動けそうだと思ったら迷わずアクションを、休み過ぎないように気をつけて、ズル休みはNG

【ソードの4】の人物像

正位置 慌てず急がず、落ち着いて物事を進める。ONとOFFの切り替えがしっかりとできている。何に対しても冷静なアドバイスができる。

逆位置 復帰した人。長いブランクを経験したことがある。しっかりと休息をとることができていて、朝から元気がいい。気付きを与えてくれる会話ができる人。

恋愛で多い相性相談の読み解き例

恋愛相談でよくある質問に対して、「ソードの4」のキーワードから連想した読み解き例をご紹介します。相談者の状況次第で、結果はこれら以外も考えられます。ぜひ、自分なりの連想で読み解いてみましょう。

【ソードの4】の読み解き例 1.
「あの人は私との恋に前向き?」

正位置

keyword 休み、ひとり

占い例 ちょっと距離をおきたい。別れたいわけじゃないけど、少しひとりになりたい。話し合うよりひとりで考えたい。そっとしておいて。

逆位置

keyword 回復、タブーに踏み込む

占い例 冷めていた恋心が再び熱くなっている。また会いたい。前のように仲良くしたい。連絡したい。本当に好きなのはあなただったと気づいたかも。今までタブーにしていたことも話したい。

【ソードの4】の読み解き例 2.
「結婚できる?」

正位置

keyword 一時停止、休息

占い例 結婚話が出ていたカップルでも、話がペンディングに。ただ、焦らず無理のない距離感で関係を続ければ、やがて話を再開できる。婚活は、少しお休みしたほうがいいとき。

逆位置

keyword 再始動、回復

占い例 うやむやになっていた結婚話が復活しそう。どんどん進めてOK。しばらく恋愛から離れていた人ほど、婚活がうまくいきそう。復縁からの結婚も。

【ソードの4】の読み解き例 3.
「復縁できる?」

正位置

keyword 懐かしむ、一時停止

占い例 付き合っていた頃の思い出話はOK。ただ、ストレートに復縁の話をするとギクシャクしそう。しばらく友達でいるか少し距離を置くのが効果的。

逆位置

keyword 再起、再始動

占い例 復縁の可能性あり!しばらく疎遠だったのだとしても、思い切って連絡を。友達からの再始動だとしても、このタイミングで動いておくといい。

【ソードの4】の逆位置を読むコツ

逆位置を読み解くのは難しいと感じる方も多いでしょう。逆位置の解釈がぐっと楽になる3つのポイントをお教えします。

1

正位置の反対と読む

ソードの4の場合は「復活、準備が整う、再び動き出せる状態になる、しっかり充電される」など

2

正位置が過剰と読む

ソードの4の場合は「のんびりし過ぎ、休み過ぎて感覚を取り戻せない、日に日に億劫になる」など

3

正位置が不足と読む

ソードの4の場合は「回復しきっていないのに動こうとする、忙し過ぎて休めない、健康状態の悪化」など

3つの中で迷った時は、自分の直感や相談者との会話の流れを大切にして解釈を進めてみましょう。
また、最初から逆位置を採用しないという占い方も。自分なりのルールでOKです。