目次
小アルカナ・ペンタクル一覧
ペンタクルのエース
正位置が暗示すること
しっかりと実力が備わっていることを暗示しています。富や名声、成功や臨時収入が手に入ることを伝える場合も。また、問題や課題としてみるなら、能力や手元のお金を活かしていないのかも。
逆位置が暗示すること
利益ばかりを優先している状況、お金のことばかり考えている状態を暗示しています。金銭的な不安を抱えていて、将来へのビジョンが描けないのかもしれません。
ペンタクルのエースの人物像
経済的に豊かで安定している人。上品で余裕がある。しっかりと積み重ねた努力があって、地に足がついている。金銭面でお得な情報や知識を持っている。
地位や権力、ステイタスへの執着が強い。下品な拝金主義者。無駄遣いばかりしているが自覚はないタイプ。自信がない人。
ペンタクルの2
正位置が暗示すること
臨機応変で器用に物事に取り組めることを暗示しています。ふたつのことを両立できる状態を伝える場合も。また、問題や課題としてみる場合は、気の使い過ぎや器用になり過ぎていることを暗示。
逆位置が暗示すること
バランスが悪い、バランスが崩れていることを暗示。また、対応できる状況ではないのかもしれません。気分だけで動いてしまっている場合も。
ペンタクルの2の人物像
器用でどんな状況にも上手に対応できる。ほかの人がリアクションに困っているような場面でも、場を和ませるようなひと言をポンッと言える。
遊び過ぎていたり、生活リズムが乱れていたりする人。いい加減で無責任。ノリが合わない。対等な関係ではない相手。
ペンタクルの3
正位置が暗示すること
地道に取り組んできたことが多くの人から注目されることを暗示。頼れるエキスパートの存在も伝えています。また、問題や課題としてみる場合は、細かい部分にこだわり過ぎたり、信用し過ぎていたりすることを暗示することも。
逆位置が暗示すること
実力を評価してもらえないことを暗示。もしくは、まだ実力や勉強が足りない場合も。協力体制が未熟なことや、立場をわきまえていない状態を伝えることもあります。
ペンタクルの3の人物像
専門分野を持っている。職人肌。自分のスキルや知識を高めることについて非情に熱心。芸術家。自信も才能もある。
無知な人。人と協力しようとしない。何でもひとりで頑張ろうとするが、それで失敗したり空回りしたりする。形式やマニュアルにとらわれすぎるタイプ。
ペンタクルの4
正位置が暗示すること
手堅い運気にあることや安定を暗示しています。物やお金などを大切にしているはず。すでに持っている財産や地位に執着しているのかも。
逆位置が暗示すること
自分の利益ばかりを優先していることを暗示。強欲になったりケチケチしていたりするかもしれません。すべてを手に入れたくなっているのかも。
ペンタクルの4の人物像
賭けに出ることはなくて、いつも手堅い選択肢に手を伸ばす。ファッションや髪型などでも冒険はしない。慎重派。倹約家。
お金にものを言わせようとする。極端にケチ。割り勘で10円単位まで計算する。細かいところまで全部知りたがる。利己的。
ペンタクルの5
正位置が暗示すること
状況が悪化し、困難が立ちはだかっている状態を暗示。誰かを頼ること、救いの手が必要なことも伝えています。また、健康状態が悪い場合も。
逆位置が暗示すること
救いの手が差し伸べられるなど、行き詰まりに光が差す状況を暗示。悪かったことが改善しそうです。ただ、素直に頭を下げることが重要。
ペンタクルの5の人物像
いつも「お金がない」と言っている。「どうせ自分なんて…」という発言をする。できないと決めつけている。ツイていない。
ここぞというときに手を差し伸べてくれる人。気前がいい。小さなことにも喜びを見出せる。何かもらうとお裾分けをする。
ペンタクルの6
正位置が暗示すること
サービス精神が高まっていることを暗示しています。人のために何かできることがあるはず。また問題や課題としてみる場合は、人の善意を疑っている可能性があります。
逆位置が暗示すること
支配したいという気持ちが湧いていることを暗示。また、不公平な扱いを受けているのかもしれません。また、人によって態度を変えている場合も。
ペンタクルの6の人物像
見返りを求めず人のために時間やお金を使うことができる。ボランティアや寄付をしている。行動や話し方などにゆとりがある。
偽善者。お金で人を操ろうとする。見返りがないと何もしない。すぐにマウントをとろうとする。外面ばかり気にする。権力者には媚びを売る。
ペンタクルの7
正位置が暗示すること
見直す必要があることを暗示。それは、見直してみれば重要なヒントがあるという意味でもあります。また問題や課題としてみる場合は、方法が間違っていたり工夫が足りなかったりするという暗示です。
逆位置が暗示すること
成長できていない、現状から抜け出せないことを暗示しています。それは自分を過大評価しているからかも。また、やる気や計画性がないという場合も。
ペンタクルの7の人物像
誠実に頑張っている。コツコツ続けている。向上心がある。お互いに冷静に話し合える相手。お互いのことを客観的に見て長所を言い合える相手。
自分を過大評価して、他人を見下すような発言をする。モチベーションが低くて、自分なりの工夫をしない。お金の無心をするような人。
ペンタクルの8
正位置が暗示すること
地道に取り組む集中力が高まっていることを暗示。自分を磨くことができるときで、成功へと一歩ずつ近づいています。また、問題や課題としてみる場合は、集中し過ぎて周りが見えていないという暗示です。
逆位置が暗示すること
注意力散漫になっていることを暗示。また、邪魔が入って集中できないという場合もあるでしょう。運気は停滞中。努力の方向が間違っているのかもしれません。
ペンタクルの8の人物像
職人肌、芸術家肌。器用なコミュニケーションはできなくても、知れば知るほど善人。努力家、返信が早い。始めたら続けるタイプ。何年も継続していることがある。
都合のいいときだけ連絡をしてくる。美味しいところだけ味わおうとする。手抜きやごまかしが多い。表面だけをよく見せようとするタイプ。
ペンタクルの9
正位置が暗示すること
成功や確かなポジションを得ることを暗示。幸運が訪れていて、ワンランク上へと進めるときです。引き立ててくれる人もいるはず。また問題や課題としてみる場合は、自信満々の態度がアダとなっている暗示です。
逆位置が暗示すること
詐欺や嘘が、身の回りにある暗示。もしくは、自分自身の中に不誠実な考えが生まれているのかもしれません。その場合は、孤立してしまう可能性もあります。
ペンタクルの9の人物像
知的で心にも余裕がある女性。本人も魅力的だけど、周りにも素晴らしい人たちがいる。人望がある。魅力も才能もあるけど努力を怠らないタイプ。
嘘が上手な人。嘘を繰り返す。お金や権力にばかりこだわったり、権力者に気に入られようとして媚びを売ったりする。権力者以外には態度が悪い。
ペンタクルの10
正位置が暗示すること
遺産やスキルなど、貴重なものを受け継ぐことを暗示。それによって大きく発展できることも伝えています。また、問題や課題としてみる場合は、「このままで大丈夫」という思い込みがあることを暗示しています。
逆位置が暗示すること
受け継いだものがあっても、それを十分に活かせないことを暗示。また、受け継いだものが原因でトラブルが生じる場合も。負の遺産、重荷を背負っている状態を伝えることもあります。
ペンタクルの10の人物像
もともと家柄のよい家庭で育っている雰囲気。お坊ちゃまやお嬢様。家族や親戚。お互いにとても強く信頼している相手。投資家。金銭管理が上手な人。
家柄にこだわる人。金銭管理ができなかったり、何かとけじめがなかったりする。家族の意見に左右されやすい。すぐに「親に相談する」と言う。
ペンタクルのペイジ
正位置が暗示すること
今こそ頑張るとき。ここで身に着けたことや学んだことは、後から大きな実りになるという暗示です。また問題や課題としてみる場合は、まじめ過ぎたり欠点ばかりめについていたりするのかもしれません。
逆位置が暗示すること
丁寧で慎重に進めようとしていても、実は無駄が多いことを暗示。時間やエネルギーがもったいない状態かもしれません。怠けていたり、経験不足だったりする場合も。
ペンタクルのペイジの人物像
まじめに取り組んで着実に成長する。ひたむきな勉強家。危ない橋は渡らずに安全なルートを選ぶタイプ。観察力や洞察力が高い。
物事にまじめな姿勢で取り組む気がない。大した努力をしないのに、すぐ結果を求める。悪気はないけど勘違いばかりする。仕事では使えないタイプ。
ペンタクルのナイト
正位置が暗示すること
取り組んでいることについて、しっかりとやり遂げられることを暗示。効率的に無駄なく進んでいける可能性大です。また問題や課題として見る場合は、責任感が強すぎたり頑張り過ぎていたりする暗示です。
逆位置が暗示すること
現状維持や足踏み状態を暗示しています。「守らなければ」という意識が強すぎて変化を起こせないのかもしれません。努力が足りなかったり、ダラダラし過ぎていたりする場合も。
ペンタクルのナイトの人物像
しっかりと状況や先の展開を読むことができる。そして負ける戦には挑まない。勝てるプランを組み立てて、責任をもって最後まで行動する。
守りにこだわり過ぎて、何もできずにいる。変わるべきだと頭ではわかっているけれど、いつまでも現状維持を続けてしまう。責任感や自立心が弱いタイプ。
ペンタクルのクイーン
正位置が暗示すること
安定した運気にいることを暗示。また、人のやめに尽くすことが、巡り巡って自分のためになることも伝えています。そして問題や課題としてみる場合は、優しさが裏目に出ているのかも。アピール不足の場合も。
逆位置が暗示すること
寛容になり過ぎてしまい、思いやりではなく甘やかしになっている状態を暗示。物事が発展するのは難しいかも。やり方が間違っている場合もあります。
ペンタクルのクイーンの人物像
まずは自分から親切や真心を注ぐことができる。特に見返りを求めるわけではないけれど、結果的には親切が注ぎ返されるので何かとうまくいく。
何でもかんでも引き受けてしまったり、人のワガママを聞き過ぎてしまったりする。それで疲れ果ててグチばかり言う。だらしない。
ペンタクルのキング
正位置が暗示すること
自分の力を上手に使うことができている状態を暗示。また、使うべき立場にいるのかも。取り組んでいることには結果が出そうです。そして問題や課題としてみる場合は、高圧的になっていることを示しています。
逆位置が暗示すること
自分の力を活用できていないことを暗示。満足できない状態や遅延していることを伝える場合も。また、あらゆる自信がなくなっているのかもしれません。
ペンタクルのキングの人物像
揺るぎない経済基盤がある。感情だけで動くことがない。実力はピカイチだけど縁の下の力持ちになれるタイプ。スペシャリスト。
好きなことをお金にできず、プロ並みの知識やスキルがありながらも趣味止まり。イマイチ信用できない雰囲気がある。面白みのないタイプ。