タロットカード【太陽】の世界観

[ 満足、幸福 ]

純粋に喜べる幸せな状況や明るい未来を示すカード

さんさんと輝く太陽が、まっすぐに光を送っています。万物の生命を育む太陽は、生きる喜びとパワーの象徴。そのエネルギーを受けたヒマワリは元気よく成長して満開に咲いています。また、馬にまたがった子どもは、純粋な心でグングン成長していこうとしているのです。この子どもが裸なのは、包み隠すべきものが何もないことを暗示。すべてがオープンな状態で、あらゆることを楽しみ喜びながら、大きな成功へと向かっているのです。

【太陽】正位置が暗示すること

タロットカード太陽

運気が最高潮に高まり、右肩上がりの状況を暗示。嬉しいことが待っていると伝えています。隠し事がなくオープンな状況を示すことも。また、問題や課題としてみる場合、開けっ広げになり過ぎていることを暗示。

状況別キーワード

恋愛 成就、祝福される恋、純粋な愛情、オープンな関係、誠実な相手、楽しい恋、恋愛で魅力UP、活発なデート

仕事 昇格、昇進、昇給、成功、スポットライトを浴びる、仕事を楽しめる、努力が成功につながる、能力やアイデアを活かして活躍

未来 注目を浴びる、「やったー!」と喜べる展開、人前で褒められる、大きな発展や飛躍、日の目を見る

対策 まず目の前のことを楽しんで、楽しいと思えることをして、周りに笑顔を向けて、今の努力や行動は正しいと自信を持って

【太陽】逆位置が暗示すること

タロットカード太陽

運気や状況に陰りが出て、右肩下がりになっていることを暗示。力を存分に発揮できない状況や、エネルギー不足を表すこともあります。

状況別キーワード

恋愛 雲行きが怪しい、不安、信じられない相手、楽しくない恋、デートの延期、望まない妊娠に注意

仕事 認められない、やる気も努力も不足、プロジェクトの中止や延期、過労気味、手柄を横取りされる

未来 努力の量に対して見返りが少なくなる、嫌な目立ち方をする、モチベーションが急激に下がる

対策 まずは生活リズムを整えて、見過ごしていることがあるかもしれないと考えて、下手にあがくよりもじっとこらえて

【太陽】の人物像

正位置 純粋で元気。少年や少女のようにピュアな雰囲気をかもし出している。いつも明るい表情でポジティブな話をしている。声が大きい。疑うことを知らない。

逆位置 怠けていたり、やる気がなかったりする。子どもっぽくて未熟。笑顔が少なくて楽しそうではない。何をするにも遠慮がち。

恋愛で多い相性相談の読み解き例

恋愛相談でよくある質問に対して、「太陽」のキーワードから連想した読み解き例をご紹介します。相談者の状況次第で、結果はこれら以外も考えられます。ぜひ、自分なりの連想で読み解いてみましょう。

【太陽】の読み解き例 1.
「あの人は私との恋に前向き?」

正位置

keyword 喜び、満足、信頼

占い例 一緒にいられて嬉しい、つながりを持てて嬉しい。今の関係に満足しているし、これからもっと幸せになると信じている。信頼している。

逆位置

keyword 逃げ腰、中途半端、自分への甘さ

占い例 問題から逃げようとしているかも。気持ちが中途半端。自分は悪くないと思っている。

【太陽】の読み解き例 2.
「結婚できる?」

正位置

keyword 結婚、子ども、成就

占い例 カップルでもフリーでも結婚へと進める可能性大。明るい雰囲気で会話や婚活を。理想通りの結婚ができそう。授かり婚の場合も。

逆位置

keyword 挫折、婚約破棄

占い例 婚活を始めても挫折するかも。婚約した場合も破棄になる可能性が。しばらくは結婚のことは考えないほうがよさそう。

【太陽】の読み解き例 3.
「復縁できる?」

正位置

keyword 成就、楽しい、信頼

占い例 復縁できる可能性大。一緒に楽しく笑い合うことができる空気と信頼を大切に。駆け引きなどせず、素直に気持ちを伝えて。

逆位置

keyword 中止、停滞、パワー不足

占い例 少し復縁の話ができても、関係が動かない。復縁の話はなかったことになる。復縁までもっていくパワーが足りない。しばらく様子をみて。

【太陽】の逆位置を読むコツ

逆位置を読み解くのは難しいと感じる方も多いでしょう。逆位置の解釈がぐっと楽になる3つのポイントをお教えします。

1

正位置の反対と読む

太陽の場合は「努力が実らない、楽しくない、成功しない、幸せを感じられない」など

2

正位置が過剰と読む

太陽の場合は「エネルギーが強すぎる、勢いがあり過ぎる、純粋過ぎて奔放になる、はしゃぎ過ぎ」など

3

正位置が不足と読む

太陽の場合は「成長しない、未熟、心身のエネルギーが足りない、熱意が足りない」など

3つの中で迷った時は、自分の直感や相談者との会話の流れを大切にして解釈を進めてみましょう。
また、最初から逆位置を採用しないという占い方も。自分なりのルールでOKです。