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タロットカード【カップの4】の世界観
[ マンネリ ]
行き詰まったり現状に飽きたりする退屈な気分のカード
木にもたれかかり、つまらなそうに座っている男性。過去の体験や出来事を表す手前に置かれた3つのカップをぼんやりと眺めていますが、何も感じるものはないようす。腕組みをする姿からは、新しいものを受け入れない保守的な態度や気持ちが伝わってきます。それで、目の前に差し出された新しいカップにも気づかないのかもしれません。彼の思考はストップしてしまっており、目の前にある現状も見なくなっているのでしょう。
【カップの4】正位置が暗示すること
マンネリに陥って、不平不満がある状態を暗示。何かを諦めきれずにもがいている場合も。また、ネガティブな思考ばかりが強くなっていることも伝えています。
状況別キーワード
倦怠期、不満がある、関係改善したいけど方法を思いつかない、未来が見えない恋、迷い、お決まりのデート、関係が行き詰まる、怒りっぽい人との縁
仕事に飽きている、言い訳ばかりする人、仕事へのグチ、結果はイマイチ、アイデアが行き詰まる
不満が溜まっていく、迷いが生まれ大きくなる、状況が行き詰まる、恵まれていると気づけない
グチを言うのではなくしっかり考えて、現状に甘えるな、ネガティブ思考から脱却して、不満ばかり言う人からは離れよう
【カップの4】逆位置が暗示すること
モヤモヤとした状況から抜け出すこと、解決策が見えてくることを暗示。次の一手を打てるとき、方向転換のタイミングです。問題や課題としてみる場合は、解決を諦めていることを暗示しています。
状況別キーワード
新しい恋のチャンス、迷いが消える、出会いに向けて始動、納得してそれぞれの道を行く
問題の打開策をひらめく、突破口が開く、よい方向転換ができる、新しい企画がスタート、転職、異動
改善に向けて動き出す、やり方を変えてみる、新しい意見を取り入れる、新しいスタートを切る
リフレッシュをして、身をおく環境を変えてみて、小さくてもできることから始めて
【カップの4】の人物像
いつも現状に不満を言ってイライラしている。｢このままじゃダメだ｣と言いながらも何もしないタイプ。自分から動かない。
現状にとどまらず、常に成長しようとするタイプ。積極的に新しい人間関係を広げる。協力的。みんなが不満を言っているときも打開策を考える明るい人。
恋愛で多い相性相談の読み解き例
恋愛相談でよくある質問に対して、「カップの4」のキーワードから連想した読み解き例をご紹介します。相談者の状況次第で、結果はこれら以外も考えられます。ぜひ、自分なりの連想で読み解いてみましょう。
【カップの4】の読み解き例 1.
「あの人は私との恋に前向き?」
正位置
keyword 不満、正当化、マンネリ
占い例 あなたにもふたりの現状にも満足していない。でも自分は悪くないと思っている。あなたに指摘されたことを正当化している。飽きている。マンネリを感じている。
逆位置
keyword 打開、迷いが消える
占い例 ふたりの間にある問題を解決したい。そのために何かしようとしているかも。これまでのらりくらりしていたなら、迷いが消えて気持ちが定まっている。
【カップの4】の読み解き例 2.
「結婚できる?」
正位置
keyword 現状維持、答えが出ない、行き詰まり
占い例 カップルは結婚かどうかの答えが出せないとき。タイミングではないから無理に話を出さないほうがいい。婚活は、どんな結婚や人生を望むのか改めて考えてから。
逆位置
keyword 現状打破、協力、方向転換
占い例 イマイチ関係が動かなかったカップルも、結婚に進み出しそう。家族や友達の協力を得られるかも。婚活は新しい方法を取り入れると◎。
【カップの4】の読み解き例 3.
「復縁できる?」
正位置
keyword 弱気、現状維持
占い例 イマイチ行動を起こせずに今の距離感が続きそう。｢今さら引けない｣というだけで復縁を考えていないか、自問してみて。
逆位置
keyword 改善、方向転換
占い例 すぐにヨリが戻るわけではなくても、復縁に向けて改善点を見つけ出せそう。｢こうしてみたい｣と思ったことは提案してみて。
【カップの4】の逆位置を読むコツ
逆位置を読み解くのは難しいと感じる方も多いでしょう。逆位置の解釈がぐっと楽になる3つのポイントをお教えします。
3つの中で迷った時は、自分の直感や相談者との会話の流れを大切にして解釈を進めてみましょう。
また、最初から逆位置を採用しないという占い方も。自分なりのルールでOKです。
