タロットカード【カップのペイジ】の世界観

[ 真心と感性 ]

すべて受け入れる真心とピュアな感受性のカード

希望や明るい変化を示す黄色い大地に、カップを持った少年が立っています。背景の海は、想像力と霊性の象徴。波立っているのは、彼が未来に胸を躍らせていることを伝えているのです。カップから顔を出している魚は、想像力やアイデアが広がっていることの証。彼は、未来に向けて純粋に明るい希望を抱いているのでしょう。ただ、自分のことだけを考えているわけではありません。彼の純粋さは、すべてを受け入れる柔軟性も含んでいます。

【カップのペイジ】正位置が暗示すること

タロットカードカップのペイジ

不可能を可能にするようなアイデアが湧くことを暗示。前向きになれることを伝えています。また、問題や課題としてみる場合は、純粋無垢で正直に言い過ぎていることを表しています。

状況別キーワード

恋愛 純粋な気持ち、ロマンティックな恋、甘い告白を受ける、体の関係へと進む、「恋に落ちる」を実感する、キュンとときめく

仕事 自分ならではのセンスや発想で注目を浴びる、クリエイティビティを発揮、どんな状況でも柔軟な工夫ができる、さり気なく臨機応変

未来 どんな状況からも前向きになれる、不可能だと思っていたことが可能になる、ダメだったものを改善できる、秘密を打ち明けられる

対策 どんなことも無理だと決めつけないで、自分の心に正直になってOK、状況に対して柔軟に対応を

【カップのペイジ】逆位置が暗示すること

タロットカードカップのペイジ

嘘を鵜呑みにしていたり、うまい話に騙されたりしている状況を暗示。お世辞を信じてしまっている場合も。精神的に未熟で誰かや何かに依存している可能性もあります。

状況別キーワード

恋愛 依存や甘えで成り立っている関係、お互いの本当の姿を知らずに恋に落ちる、精神的に未熟な恋心、傷をなめ合うような関係

仕事 集中力ダウン、仕事中にスマホをいじる、仕事と私生活のメリハリがつかない、周りに甘え過ぎ、イメージだけで無謀な計画を立てる

未来 信じてはいけないうまい話が舞い込む、秘密を守れない、秘密を暴露される、依存してしまう、依存される

対策 秘密が漏れないように対策を、自分を甘やかさないで、都合のよい話は疑って

【カップのペイジ】の人物像

正位置 ピュアで優しい心の持ち主。アイデアマン。アーティストタイプ。クリエーター。日常のちょっとしたこともヒントにして面白いアイデアを出す。

逆位置 精神的に未熟で周りに甘え過ぎている。誘惑に弱い。都合の悪いことを見つからないように隠そうとする。うまい話に騙されるタイプ。

恋愛で多い相性相談の読み解き例

恋愛相談でよくある質問に対して、「カップのペイジ」のキーワードから連想した読み解き例をご紹介します。相談者の状況次第で、結果はこれら以外も考えられます。ぜひ、自分なりの連想で読み解いてみましょう。

【カップのペイジ】の読み解き例 1.
「あの人は私との恋に前向き?」

正位置

keyword キュン、純愛

占い例 あなたにときめいている。キュンとしている。純粋に好き。ロマンティックな想像をしている。尽くしたい。あなたがすることなら何でも素敵だと思うし許せる。

逆位置

keyword 甘え、依存、気分の波

占い例 あなたが全部何とかしてくれると思っている、あなたが自分の思い通りになると信じている、自分は努力できないけどあなたが努力しないのは嫌。好きなときとそうじゃないときの波が激しい。

【カップのペイジ】の読み解き例 2.
「結婚できる?」

正位置

keyword 告白される、純愛

占い例 結婚に進める可能性大!恋人からプロポーズされるかも。日頃からたっぷり愛情表現をして。婚活は、条件ではなく純粋にときめく人を選ぶと◎。

逆位置

keyword 未熟、うまい話

占い例 結婚の話をするほど関係や精神が成熟していない。婚活では、都合のいい話に騙されないように気をつけて。

【カップのペイジ】の読み解き例 3.
「復縁できる?」

正位置

keyword 秘密の共有、ロマンス

占い例 復縁できる可能性あり!ちょっとしたことでも、ふたりだけの秘密を作ると、そこから甘い空気が蘇りそう。

逆位置

keyword 傷のなめ合い、気分の波

占い例 お互いに寂しいときに話をすれば、復縁の可能性もある。ただ、それが幸せな恋愛になるとは限らない。本当は見切りをつけて次の恋に進んだほうがいい。

【カップのペイジ】の逆位置を読むコツ

逆位置を読み解くのは難しいと感じる方も多いでしょう。逆位置の解釈がぐっと楽になる3つのポイントをお教えします。

1

正位置の反対と読む

カップのペイジの場合は「純粋さがない、世間知らず、嫌なことは受け入れられず遊びにふける、ワガママ」など

2

正位置が過剰と読む

カップのペイジの場合は「いろいろ考えが浮かび過ぎて決断できない、自分の弱さを受け入れすぎて人に甘える」など

3

正位置が不足と読む

カップのペイジの場合は「平凡なアイデアしか浮かばない、柔軟性が足りない」など

3つの中で迷った時は、自分の直感や相談者との会話の流れを大切にして解釈を進めてみましょう。
また、最初から逆位置を採用しないという占い方も。自分なりのルールでOKです。