タロットカード【ペンタクルの2】の世界観

[ 器用 ]

どんな状況でも柔軟に対応する器用さを伝えるカード

曲芸師が、両手にそれぞれペンタクルを持って踊っています。ペンタクルをつなぐ無限マークの紐も含めて、踊りながらも器用に操る遊びを楽しんでいるのです。また、ふたつのペンタクルはふたつの価値観があることを暗示。この曲芸師は、どちらか一方に肩入れしたり、一方を軽視したりすることなく、的確にバランスをとっているのでしょう。どんな状況になっても、柔軟に対応し、無限に物事を上手に操ることができるのです。

【ペンタクルの2】正位置が暗示すること

タロットカードペンタクルの2

臨機応変で器用に物事に取り組めることを暗示しています。ふたつのことを両立できる状態を伝える場合も。また、問題や課題としてみる場合は、気の使い過ぎや器用になり過ぎていることを暗示。

状況別キーワード

恋愛 リラックスして向き合える、ノリが合う、楽しい恋、共通の趣味、楽しい時間を過ごすと愛が深まる、相手を楽しませて

仕事 どんな状況にも対応できる、柔軟性を発揮、的確に工夫できる、臨機応変、同時進行で両方うまくいく、本業も副業も順調

未来 両方うまくいく、変化する状況を楽しめる、遊びや趣味が盛り上がる、気持ちが楽になる、リラックスできる、対等な関係を築ける

対策 リラックスしてOK、楽しんで、ちょっとした工夫をしよう、目の前の状況を楽しんで

【ペンタクルの2】逆位置が暗示すること

タロットカードペンタクルの2

バランスが悪い、バランスが崩れていることを暗示。また、対応できる状況ではないのかもしれません。気分だけで動いてしまっている場合も。

状況別キーワード

恋愛 いい加減、求めるものが違う、楽しめない恋、コミュニケーションが噛み合わない、条件も好みも違う

仕事 仕事に身が入っていない、コロコロと転職、副業の影響で本業に集中できない、定職につかない、雑な仕事ぶり、やる気のない態度

未来 バランスがとれなくなる、柔軟に対応できなくなる、順調だったことが停滞する、生活が乱れる、ペースが落ちる

対策 ヘラヘラするな、フラフラもするな、真剣に問題と向き合って、誠実な態度を見せて

【ペンタクルの2】の人物像

正位置 器用でどんな状況にも上手に対応できる。ほかの人がリアクションに困っているような場面でも、場を和ませるようなひと言をポンッと言える。

逆位置 遊び過ぎていたり、生活リズムが乱れていたりする人。いい加減で無責任。ノリが合わない。対等な関係ではない相手。

恋愛で多い相性相談の読み解き例

恋愛相談でよくある質問に対して、「ペンタクルの2」のキーワードから連想した読み解き例をご紹介します。相談者の状況次第で、結果はこれら以外も考えられます。ぜひ、自分なりの連想で読み解いてみましょう。

【ペンタクルの2】の読み解き例 1.
「あの人は私との恋に前向き?」

正位置

keyword 楽、ゆだねる

占い例 気楽に、そして楽しく向き合っている。まじめに考え過ぎなくても、流れに任せればいいと思っている。先が読めなくてもかまわないのかも。

逆位置

keyword 飽き飽き、ストレス、合わない

占い例 今の関係に飽きていたりストレスを感じていたりする可能性がある。イマイチ合わないな…という感覚。

【ペンタクルの2】の読み解き例 2.
「結婚できる?」

正位置

keyword バランス、楽

占い例 仕事と私生活、それぞれの家など、バランスを取るべき部分について話すと、結婚の話が進みやすい。ただし、気楽な雰囲気で話すのがカギ。

逆位置

keyword 対等ではない、無責任

占い例 対等に結婚の話をすることができない。アンフェアな結婚生活になる相手との縁がありそう。いずれにしても、今は結婚のタイミングではない。

【ペンタクルの2】の読み解き例 3.
「復縁できる?」

正位置

keyword 楽しませる、臨機応変

占い例 まずは相手を楽しませることで、復縁の可能性UP。核心に迫った話をするときは、相手の発言や表情によって臨機応変に言葉を選んで。

逆位置

keyword 釣り合わない、いい加減

占い例 ふたりの気持ちのバランスがとれず、真剣な復縁は難しい。何となく流されて体の関係を持つと都合のいい相手になってしまうので注意。

【ペンタクルの2】の逆位置を読むコツ

逆位置を読み解くのは難しいと感じる方も多いでしょう。逆位置の解釈がぐっと楽になる3つのポイントをお教えします。

1

正位置の反対と読む

ペンタクルの2の場合は「柔軟性がない、バランスがとれない、両立できない」など

2

正位置が過剰と読む

ペンタクルの2の場合は「器用に立ち回り過ぎる、行き当たりばったりで無責任になる、遊び過ぎ」など

3

正位置が不足と読む

ペンタクルの2の場合は「柔軟性が足りない、楽しもうという気持ちが足りない」など

3つの中で迷った時は、自分の直感や相談者との会話の流れを大切にして解釈を進めてみましょう。
また、最初から逆位置を採用しないという占い方も。自分なりのルールでOKです。