目次
小アルカナ・ソード一覧
ソードのエース
正位置が暗示すること
新しいことに挑戦できる状況、決断力があることを暗示。行動を起こすべきタイミングです。また問題や課題としてみるなら、正論が強すぎる、ドライすぎることを示しています。
逆位置が暗示すること
強引になっている状況を暗示。このまま進むと取り返しがつかなくなるかもしれません。自暴自棄になっている、デメリットが目に入っていない場合も。
ソードのエースの人物像
どうなるかわからないことでも、やると決める決断力がある。そして、たったひとりでも行動を起こすができる。新しい経験が好きなタイプ。
乱暴で横暴、自分勝手な人。周りが「無理だよ」と言っても聞く耳を持たずに暴走するタイプ。それで結局周りに迷惑をかける。
ソードの2
正位置が暗示すること
決めるのが難しい状況にあることを暗示。また、波立った状況から落ち着きを取り戻している場合も。問題や課題としてみるなら、冷静過ぎることを伝えています。
逆位置が暗示すること
本当に考えるべきことや問題の核心部分に向き合っていないことを暗示。状況は行き詰まっています。また、感情を無視しようとしているのかも。
ソードの2の人物像
理知的で、落ち着きのあるタイプ。感情的にならず、いつも優しい。いきなり主張するのではなく人の発言や行動を観察してから動く。
感情的で落ち着きがない。優柔不断で言うことがコロコロと変わる。問題の根本を解決しようとせず、その場しのぎばかりするタイプ。
ソードの3
正位置が暗示すること
ショックな出来事や展開を暗示。ただ、状況をしっかりと理解して、そこから一歩踏み出せるということも伝えています。問題や課題としてみる場合は、目を逸らしてきたことと向き合うよう促しています。
逆位置が暗示すること
ショックな出来事に混乱してしまったり、現実を見つめられなかったりする状況を暗示。冷静さを失い、悪い想像ばかりが膨らんでいる場合も。
ソードの3の人物像
ひどく傷ついている人。会うといつもけんかをしてしまう相手。傷ついたり落ち込んだりすることも多いけど、そのたびに成長する人。
被害者意識が強くて、いつもウジウジしている。「自分はかわいそう」というスタンスで生きている。同情されないと怒る。
ソードの4
正位置が暗示すること
一時停止、減速傾向にあることを暗示しています。よく考えたりメンテナンスができたりする状況。また、問題や課題としてみる場合は、疲れが溜まっていることや自分と向き合っていないことを暗示します。
逆位置が暗示すること
充電が完了して再び動ける状態になったことを暗示。心身ともに力がみなぎります。一時停止していたことが動き出す場合も。問題や課題としてみるなら、のんびりし過ぎていることを暗示します。
ソードの4の人物像
慌てず急がず、落ち着いて物事を進める。ONとOFFの切り替えがしっかりとできている。何に対しても冷静なアドバイスができる。
復帰した人。長いブランクを経験したことがある。しっかりと休息をとることができていて、朝から元気がいい。気付きを与えてくれる会話ができる人。
ソードの5
正位置が暗示すること
争いの真っただ中にいることや、目的を果たすために手段を選んでいない状況を暗示。自己中心的、疑心暗鬼になっている可能性も。
逆位置が暗示すること
想定外の罠が仕掛けられている可能性を暗示。危険が近づいていたり、負け戦に出ようとしていたりするのかもしれません。油断や脇の甘さがある場合も。
ソードの5の人物像
卑怯な人。いつも自分の都合ばかり考えている。立場や都合が悪くなりそうになると手の平を返す。ズルいから信用されない。すぐにマウントをとろうとする。
準備や作戦が甘くて負けてばかりいる。駆け引きに弱い。損ばかりしている。悔しい思いをすることが多い。騙されてばかり、そして泣き寝入りしてばかり。
ソードの6
正位置が暗示すること
苦境から抜け出すこと、トラブルから脱することを伝えています。また、舟が旅や引っ越しを暗示することも。ただ問題や課題としてみる場合は、人や過去を断ち切ったことの悪影響が出ているのかもしれません。
逆位置が暗示すること
苦境から抜け出せない、トラブルに巻き込まれることを暗示しています。また、過ぎ去ったと思った悪い環境や状況が戻ってくる、堂々巡りを示す場合も。
ソードの6の人物像
自信満々というわけではないけれど、よく考えて動いている。同じ夢やゴールを目指せる人。すべてを言わなくても理解してくれる。
ちょっと大変なことがあるとすぐに投げ出す。現実から逃げ続けている。中途半端な状態で堂々巡りを繰り返すタイプ。いつもトラブルに見舞われている。
ソードの7
正位置が暗示すること
身近なところに裏切り者がいることを暗示。また、悪事に手を出しそうになっていることややましい心がうまれていることを警告している場合もあります。盗難にも気をつけて。
逆位置が暗示すること
危険やトラブルは迫っているけれど、しっかりと備えておくことで回避できることを暗示しています。思いがけない発見がある、助言をもらえる場合も。また問題や課題としてみるなら、神経質になり過ぎているという暗示。
ソードの7の人物像
ズルい方法ばかり考えている。嘘つき。平気で人を裏切る。「おいしいとこ取り」をしようとする。失敗をごまかす。
リスク管理が上手な人。細かいところまで目を光らせているタイプ。ネガティブ面に気づき的確なアドバイスができる。
ソードの8
正位置が暗示すること
災難が降りかかること、窮屈な状況に身をおくことを暗示しています。また、自信を失って自分には無理だと思い込んでいるのかもしれません。重要なことが目に入っていない場合も。
逆位置が暗示すること
誰も助けてくれない状況を暗示しています。その中で、被害妄想が膨らんだりパニックになってしまったりするかもしれません。焦りや不満が大きくなることも伝えています。
ソードの8の人物像
「自分なんて…」とクヨクヨしている。たとえ褒められても全否定するしお世辞だと思い込む。人が笑っていると「自分が笑われている」と感じるタイプ。
大声で理不尽なクレームをつける。すべて他人のせいにする。嫌なことがあると常に自分は被害者だと感じるタイプ。
ソードの9
正位置が暗示すること
失ったものや自分の行動を振り返り、激しく後悔する気持ちを暗示。傷つきやすいタイミングなのかもしれません。深い罪の意識を暗示することもあります。
逆位置が暗示すること
現実から目を逸らしていることを暗示。問題の本質や大切なことと向き合わず、誰かや何かのせいにして嘆いているだけなのかもしれません。自分のことを棚に上げている可能性も。
ソードの9の人物像
ひたすら自分を責める。ちょっとした失敗でもウジウジ後悔し続ける。ナイーブな心の持ち主。冷静に考えればちゃんと立ち直れる人。
ネガティブな思考が始まるとどんどんエスカレートする。最初は自分を責めていても、だんだんと周りのせいにするようになる。「私ってかわいそう」なタイプ。自分のことは棚に上げる人。
ソードの10
正位置が暗示すること
自分が置かれている状況も、自分の弱さも、すべてを受け入れている状態を暗示しています。悟りの境地。次のステージへと進めるはず。また、問題や課題としてみる場合、過去に執着しいて未来を見ていないことを暗示。
逆位置が暗示すること
都合のいいことは受け入れても、都合の悪いことは認められない状態を暗示。心の準備が整っていない場合も。好転しても、それは一時的かもしれません。
ソードの10の人物像
自分の行動や発言を冷静に振り返って反省できる。限界まで傷ついているけれど、自暴自棄にならない。次に進むためにちゃんと自分と向き合い考える。
都合が悪くなると一気に勢いが衰えて言い訳がましくなる。自分の失敗を認めることができないタイプ。地雷が多くてプライドが高い。
ソードのペイジ
正位置が暗示すること
状況を慎重に見極める必要があることを暗示しています。また、何かを探ってみるべきタイミングなのかもしれません。問題や課題としてみる場合は、用意周到になり過ぎていることを暗示。
逆位置が暗示すること
警戒心が低くなっていることを暗示しています。油断は大敵な状況。また、「そこまでしなくても大丈夫だろう」と甘く見ているのかもしれません。反対に、警戒し過ぎていることを暗示する場合も。
ソードのペイジの人物像
キレキレの頭脳派。観察力も分析力もピカイチ。最悪を想定して最善を尽くすタイプ。デキるけど隙がない。自分の長所も短所も的確に理解しているタイプ。
クールでキレキレすぎて、周りがリラックスできなくなる人。敵を見つけることや損するかもしれないことばかりに敏感なタイプ。楽しくなさそう。いつもピリピリし過ぎている。
ソードのナイト
正位置が暗示すること
合理的で無駄のない判断ができることを暗示。スピーディーに踏み出し、テキパキと動き続けることも促しています。また問題や課題としてみる場合は、展開が速すぎたり、情がなさ過ぎたりすることを暗示。
逆位置が暗示すること
気持ちばかりが急いている状態を暗示しています。今は思っているほど状況が動かないようです。早合点をしている場合も。また、不毛な争いをしないように気をつけるようにも促しています。
ソードのナイトの人物像
有能で聡明、決断力にも実行力にも溢れている。難しいことやリスクのあることでも勇敢に行動する。運動部のキャプテン。
いつもセカセカしていて、じっとしていられない。人にけんかをふっかけるタイプ。話を全部聞かずに早合点する。
ソードのクイーン
正位置が暗示すること
正しく物事を見ることができている状況。その上で賢く振る舞えることも暗示しています。また、貫きたい意志があるのかもしれません。問題や課題としてみる場合は、冷淡になり過ぎていることを暗示。
逆位置が暗示すること
ヒステリックになっていることを暗示。何かをやり過ぎてしまっている、批判ばかりになっている場合もあります。人から注がれる情を突っぱねてしまっていることも。
ソードのクイーンの人物像
厳しいことも傷つけない優しい言葉で言える人。説得力がある。的を射たアドバイスができる。経験のないことでも人の気持ちを理解できる。
誰彼かまわずキーッと威嚇する猫みたい。ヒステリックでいつもカリカリしている。人の心を折るような物言いをするタイプ。
ソードのキング
正位置が暗示すること
フェアな判断ができていること、自信に満ちた状態であることを暗示しています。正しい判断や決断ができるはずです。また問題や課題としてみる場合は、厳し過ぎることや不信感を抱かれていることを暗示。
逆位置が暗示すること
厳しい状況に立たされていること。孤立していることを暗示。保身や私利私欲に走っているという場合も。自分だけが正しいと思い込んでいるのかもしれません。
ソードのキングの人物像
知識も経験も豊富で、とてもスマート。他人だけでなく自分自身にも厳しいストイックなタイプ。私利私欲では動かない。ちょっと理屈っぽい。
自分の正しさを振りかざす。理詰めに考え過ぎてゆとりや面白みがない。残酷なところがある。自分の非を認めない。道を間違えたときにUターンできないタイプ。