タロットカード【ソードの2】の世界観

[ 葛藤 ]

自分の内面と向き合って心を整理整頓するカード

長くて重そうなソードを両手に持ち、目隠しをして座る女性。ソードも自分自身も倒れないように、静かにバランスを取っています。目隠しをしているのは、正直なところ見たくないものがあるのかもしれません。もしくは、本心を隠そうとしているのでしょうか。また、彼女が着えいるグレーの服は、白黒ハッキリとしていない状況を伝えています。彼女は、さまざまな選択肢や条件、本音や建前の中で葛藤しながらも、静かに自分自身の心を見つめているのでしょう。

【ソードの2】正位置が暗示すること

タロットカードソードの2

決めるのが難しい状況にあることを暗示。また、波立った状況から落ち着きを取り戻している場合も。問題や課題としてみるなら、冷静過ぎることを伝えています。

状況別キーワード

恋愛 恋心の芽生え、調和、バランスをとる、相手の様子をみてリアクションをする、賭けには出ない、年下との縁、穏やかに向き合う

仕事 双方が納得できる結論、トラブルが解決、自分とは違う意見を受け入れるとよい、平和な職場、しばらく様子をみる、保留

未来 悩みが消える、バランスが取れる、しばらく現状維持をして平和な結論が出る、妥協案が出る

対策 すぐに決めなくてもOK、感情に流されず理性で判断を、バランスをとることを忘れずに

【ソードの2】逆位置が暗示すること

タロットカードソードの2

本当に考えるべきことや問題の核心部分に向き合っていないことを暗示。状況は行き詰まっています。また、感情を無視しようとしているのかも。

状況別キーワード

恋愛 関心がないフリをする、不誠実な人、嘘、その場しのぎの言い訳、強がり、浮気、軽い気持ちで近づく、詐欺、関係をハッキリさせない

仕事 その場しのぎの対応でなんとかしのぐ、仕事が付け焼刃になる、嘘が隠れている、仕事が行き詰まる、水面下の動き

未来 板挟みでの苦しみが大きくなる、人から離れたくなる、人が離れていく、裏切る人がいる、終わったはずの問題が再燃

対策 嘘が隠れていないか慎重に見極めて、詐欺に気をつけて、自分を偽るのはやめよう、自分の心に目を向けよう

【ソードの2】の人物像

正位置 理知的で、落ち着きのあるタイプ。感情的にならず、いつも優しい。いきなり主張するのではなく人の発言や行動を観察してから動く。

逆位置 感情的で落ち着きがない。優柔不断で言うことがコロコロと変わる。問題の根本を解決しようとせず、その場しのぎばかりするタイプ。

恋愛で多い相性相談の読み解き例

恋愛相談でよくある質問に対して、「ソードの2」のキーワードから連想した読み解き例をご紹介します。相談者の状況次第で、結果はこれら以外も考えられます。ぜひ、自分なりの連想で読み解いてみましょう。

【ソードの2】の読み解き例 1.
「あの人は私との恋に前向き?」

正位置

keyword 穏やか、調和

占い例 すごく盛り上がっているわけではないけど、前向きな気持ち。足並みを揃えようと思っている。あなたの気分や反応をきにしている。

逆位置

keyword 向き合わない、不誠実

占い例 真剣に話し合うようなコミュニケーションはキツい、嫌なことは言われたくない、放っておいてほしい、話すと責められるような気がして逃げたくなる

【ソードの2】の読み解き例 2.
「結婚できる?」

正位置

keyword 調和、妥協案、穏やか、年下

占い例 甘く盛り上げるのではなく平和に一緒にいられる雰囲気を続けると、結婚へと進みやすい。婚活は、妥協できる部分を探ると◎。穏やかな人や年下の人に注目を。

逆位置

keyword 裏切り、詐欺

占い例 将来の話をしていたカップルでも、相手の裏切りや嘘が原因でトラブル発生の可能性。婚活は結婚詐欺に遭うかもしれないので控えて。

【ソードの2】の読み解き例 3.
「復縁できる?」

正位置

keyword 現状維持、タイミング、関係修復

占い例 しばらくは現状維持をして、タイミングをみて動くと復縁の可能性あり。相手の心が開いたと感じたとき、相手が失恋したときなどがタイミング。

逆位置

keyword 嘘、優柔不断

占い例 相手はその気もないのに「復縁する」と言うかも。いったん復縁しても、すぐに撤回しようとする。離れたほうが幸せになれそう。

【ソードの2】の逆位置を読むコツ

逆位置を読み解くのは難しいと感じる方も多いでしょう。逆位置の解釈がぐっと楽になる3つのポイントをお教えします。

1

正位置の反対と読む

ソードの2の場合は「優柔不断、口八丁手八丁になる、自分と向き合えない、」など

2

正位置が過剰と読む

ソードの2の場合は「冷静過ぎる、現状維持を続け過ぎている、優柔不断」など

3

正位置が不足と読む

ソードの2の場合は「バランスをとれていない、板挟みに耐えられない」など

3つの中で迷った時は、自分の直感や相談者との会話の流れを大切にして解釈を進めてみましょう。
また、最初から逆位置を採用しないという占い方も。自分なりのルールでOKです。