タロットカード【ワンドの6】の世界観

[ 高評価 ]

素晴らしい結果を収めた後、勝利の凱旋のカード

馬にまたがる戦士の頭にも、彼が手にするワンドにもリースが描かれ、戦いに勝利したことを伝えています。それに続く軍勢が、彼が素晴らしいリーダーであることも物語っています。彼らから勝利という嬉しいしらせを受けた民衆は、喜ぶだけでなく彼らを大いに称え、感謝するでしょう。戦った者たちは、その称賛を素直に喜びます。それだけでなく、栄光を手にしたことの誇らしさも湧き上がり、幸福感を噛み締めることができるのです。

【ワンドの6】正位置が暗示すること

タロットカードワンドの6

目標を達成したり高い評価を得たりすることを暗示しています。また、嬉しいニュースが飛び込んでくることの予兆という場合も。また問題や課題としてみるなら、やっかまれていることや自意識過剰になっていることを暗示。

状況別キーワード

恋愛 嬉しい展開、告白がうまくいく、欲しかった言葉を聞ける、ライバルに勝てる、みんなに喜んでもらえる恋

仕事 目標を達成する、称賛を浴びる結果を出す、商談成立、結果を出して昇進、リーダーとして活躍、素晴らしいチームワーク

未来 嬉しいニュースが入る、目指していたゴールにたどり着く、勝負に勝って次のステップへ、注目される、注目される

対策 周囲と力を合わせて、自信を持ってリーダーになって、チームワークを大切にしつつ自分のやり方を押し出して

【ワンドの6】逆位置が暗示すること

タロットカードワンドの6

目標を達成できないこと、または予定した通りに物事が進まないことを暗示しています。「もっと頑張れたのに…」という自身への不満を表す場合も。

状況別キーワード

恋愛 告白が失敗に終わる、リアクションがなかなかこない、愛されていると勘違いしてしまう、うまくいかない

仕事 仕事がなかなか進まない、相手からの返事待ちでイライラ、仲間と足並みが揃わない、組織全体がギクシャク、延期

未来 想定外の展開になる、ノルマなどを達成しても後味が悪い、待っているしらせがこない、チームワークが崩れる

対策 自分も他人も過大評価しないで、裏切り者がいるかもしれないから気をつけて、じっくり腰を据えて、

【ワンドの6】の人物像

正位置 自信をもって行動し、結果も出せる。有言実行タイプ。みんなのことを大事にしながら全体をまとめることができるリーダー。

逆位置 嘘ばかり言う。自信過剰でプライドも無駄に高く、口先ばかりで行動が伴わないので信用されない。連絡に対してなかなか返信しないタイプ。

恋愛で多い相性相談の読み解き例

恋愛相談でよくある質問に対して、「ワンドの6」のキーワードから連想した読み解き例をご紹介します。相談者の状況次第で、結果はこれら以外も考えられます。ぜひ、自分なりの連想で読み解いてみましょう。

【ワンドの6】の読み解き例 1.
「あの人は私との恋に前向き?」

正位置

keyword 嬉しい、自慢、心弾む

占い例 ふたりの関係について、ウキウキしている。関わっていることが嬉しいし、誰かに自慢したいような気持ち。

逆位置

keyword おごり、自信過剰

占い例 何をしても嫌われないしフラれないとおごっている。好かれているに決まっている、と自信過剰になっている。

【ワンドの6】の読み解き例 2.
「結婚できる?」

正位置

keyword 注目、チームワーク

占い例 みんなからお祝いされるだけでなく、羨まれるような結婚ができそう。相手と足並みを揃えて結婚に向かえる。積極的に動いて。

逆位置

keyword 延期、虚言

占い例 将来の話をしていたカップルでも、結婚の話が延期になる可能性が。今は話題に出さないで。婚活は、嘘のある人に注意。婚活のタイミングではない。

【ワンドの6】の読み解き例 3.
「復縁できる?」

正位置

keyword 告白の成功、チームワーク

占い例 想いをしっかりと伝えれば復縁の可能性あり。協力してくれる友達などがいると最高。

逆位置

keyword 消息不明、行動が伴わない

占い例 復縁を求めると関係がフェードアウトしそう。「考えておく」と言ったまま何も起こらない可能性大。次の恋に目を向けて。

【ワンドの6】の逆位置を読むコツ

逆位置を読み解くのは難しいと感じる方も多いでしょう。逆位置の解釈がぐっと楽になる3つのポイントをお教えします。

1

正位置の反対と読む

ワンドの6の場合は「褒めてもらえない、負ける、成し遂げられない」など

2

正位置が過剰と読む

ワンドの6の場合は「高すぎる評価を受ける、優越感が強くなり過ぎる、自信過剰」など

3

正位置が不足と読む

ワンドの6の場合は「評価を得るだけの結果を出せない、結果が出るのが遅れる」など

3つの中で迷った時は、自分の直感や相談者との会話の流れを大切にして解釈を進めてみましょう。
また、最初から逆位置を採用しないという占い方も。自分なりのルールでOKです。