タロットカード【ワンドのペイジ】の世界観

[ 伝達 ]

未来に希望があることを伝えてくれるカード

メッセージを伝える役割を担う少年が、純粋な眼差しで未来を見つめています。自分よりも大きなワンドを見上げる姿は、彼の純粋さを象徴。希望溢れる未来を思い描くだけでなく、それを実現させようという意欲や熱意も絶えることなく湧き上がっているのです。ただ、少年の足は両方ともしっかりと地面についています。彼は、どんなに気持ちがはやっても、焦らず着実に行動を起こそうと考えているのでしょう。

【ワンドのペイジ】正位置が暗示すること

タロットカードワンドのペイジ

モチベーションが高まっていることを暗示しています。未来を左右するようなチャンスが舞い込むのかも。また、問題や課題としてみる場合は、子どものように夢見がちになっていることを伝えます。

状況別キーワード

恋愛 恋を楽しむ、ときめく出会い、恋のゲームや駆け引きを楽しむ段階、年下の相手との縁、嬉しい情報が入る

仕事 目の前の仕事に集中、夢や目標がモチベーション、仕事をこなすことでスキルUP、嬉しい連絡が入る、後輩や部下に恵まれる、チャンス到来

未来 チャンスがやってくる、嬉しいしらせを受け取る、未来に希望を感じられる、夢が膨らむ

対策 純粋な目で物事を見て、一点集中して、スマホの充電はしっかりと、吉報が入ったらすぐにリアクションしましょう

【ワンドのペイジ】逆位置が暗示すること

タロットカードワンドのペイジ

自分だけが夢中になっていたり、熱くなっていたりしている状況を暗示します。もしかしたら、周りが見えていないのかも。また、反抗期の子どものような状態を伝える場合も。

状況別キーワード

恋愛 きまぐれ、心変わり、新しい人の出現、隠していたことが明るみに出る、自分の情熱を押し付けてばかり

仕事 周りが見えなくなる、悪いしらせが入る、ハッキングされる、情報が洩れる、自分だけ熱くなって周りと足並みが揃わない

未来 返事が来ない、悪いしらせが入る、焦って失敗する、秘密がばらされる、言ったことを実行できない

対策 悪い噂は信じないで、秘密や隠し事は作らないで、返事は期待しないくらいがちょうどいい

【ワンドのペイジ】の人物像

正位置 胸の内に情熱を秘めていて、少年のようにピュアな心を忘れない。夢や希望があれば、どんどんエネルギーが湧いてくる。たとえ笑われても自分の夢を信じられる。

逆位置 大人になっても親のすねをかじり続けるような人。意欲がなくて行動しないのに、目立ちたい気持ちだけは強い。何となく信じられない。

恋愛で多い相性相談の読み解き例

恋愛相談でよくある質問に対して、「ワンドのペイジ」のキーワードから連想した読み解き例をご紹介します。相談者の状況次第で、結果はこれら以外も考えられます。ぜひ、自分なりの連想で読み解いてみましょう。

【ワンドのペイジ】の読み解き例 1.
「あの人は私との恋に前向き?」

正位置

keyword 楽しい、熱中

占い例 ふたりの関わりを心から楽しいと思っている。あなたに夢中になっているし、これからもっといい関係を築けると期待している。

逆位置

keyword 心変わり、自分勝手

占い例 新しい人が現れて気持ちを奪われているかも。自分勝手な考えが浮かんでいて、それが許されると思っている。

【ワンドのペイジ】の読み解き例 2.
「結婚できる?」

正位置

keyword 熱意、年下

占い例 ふたりでどんな未来を築きたいのか、前向きな雰囲気で伝えると結婚に近づける可能性大。婚活は、年下の相手に注目すると吉。

逆位置

keyword 面倒、未熟な人

占い例 後になって「結婚の話をしなければよかった」となりそう。まだ何もしないほうが結婚が近づく。婚活も未熟な人と縁ができそうなので先送りに。

【ワンドのペイジ】の読み解き例 3.
「復縁できる?」

正位置

keyword チャンス到来、吉報

占い例 連絡をしたり復縁の話をしたりするチャンスが巡ってきそう。そのときはすぐに動いて。相手から連絡がきたら、早めに返信すると復縁への勢いがつく。

逆位置

keyword 焦り、反抗心

占い例 焦って行動を起こすのは逆効果。相手は「復縁を求められると反発したくなる」と感じるかも。今は静かに様子をみて。

【ワンドのペイジ】の逆位置を読むコツ

逆位置を読み解くのは難しいと感じる方も多いでしょう。逆位置の解釈がぐっと楽になる3つのポイントをお教えします。

1

正位置の反対と読む

ワンドのペイジの場合は「悪いしらせ、素直ではない態度、やる気がない、悪い印象」など

2

正位置が過剰と読む

ワンドのペイジの場合は「せっかちになる、純粋過ぎて頭の中がお花畑になる」など

3

正位置が不足と読む

ワンドのペイジの場合は「やる気が足りない、素直さが足りない、希望を持てない」など

3つの中で迷った時は、自分の直感や相談者との会話の流れを大切にして解釈を進めてみましょう。
また、最初から逆位置を採用しないという占い方も。自分なりのルールでOKです。